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形成外科
皮膚腫瘍・ほくろ
皮膚腫瘍・ほくろは、経過観察できるもの(良性)、摘出したほうが後々望ましいもの(良性)、治療する必要があるもの・経過観察してはいけないもの(悪性)とさまざまあります。
当クリニックでは、ダーモスコピーでの視診・皮膚の超音波検査(エコー)後に、必要あると判断した場合、組織検査を行い、良性・悪性の鑑別をしっかり診断します。
病名確定後に腫瘍の種類や体の部位、大きさに合わせて、局所麻酔手術後の傷跡が目立たないように丁寧に縫合を行います。
皮膚腫瘍は小さなうちに切除すれば傷跡も目立ちにくいです。
熱傷(やけど)・日焼け
熱湯・火・油による熱傷(やけど)や、湯たんぽなどによる低温熱傷、化学薬品による化学熱傷、夏の日焼けなどがあります。
熱傷の深達度により、治療内容(軟膏治療から手術まで対応します)・治療期間が異なりますが、早期の治療開始が大切です。
熱傷が広範囲・全身管理が必要と判断した場合は、総合病院へご紹介させていただいています。
化膿性皮膚疾患
体のできものが腫れて痛い、指先が白く膿んで痛いなどの感染が疑われるときは、早期治療が大切です。
患者さまの条件(抗凝固薬内服の有無など)が合えば、当日の局所麻酔下の切開・排膿処置も可能です。痛みは軽減します。
ウイルス性いぼ・老人性いぼ
放置すると数が増えていくこともあります。保険治療の対象です。
鶏眼(うおのめ)・胼胝(たこ)
疼痛で歩行障害の原因となるうおのめ・たこは、処置を行えば、多くの場合改善します。
巻き爪・陥入爪
巻き爪も陥入爪も同じ意味合いで表現されることが多いですが、厳密には異なる状態です。
巻き爪は、内側に爪がまいている状態で疼痛のないときもあります。
陥入爪は、深爪などが原因で爪が皮膚に食い込み、炎症が起きている状態です。
治療は皮膚の炎症の改善、再発防止対策の爪の処理を指導させていただきます。
必要なら、自費治療になりますが、爪の湾曲を改善していく治療も可能です。
ワイヤー法による巻き爪治療(自費治療)
爪の湾曲改善には、当クリニックはワイヤー法で対応しております。
ワイヤーの装着は、爪の先端の部分(爪が伸びたときに切る部分)に行います。医療用の針を用いて爪の左右に穴を開け、開けた穴に形状記憶合金のワイヤーを装着します。
※爪切りで切る箇所に施します。
巻き爪の状態によってはワイヤーを装着した直後から、多くの方は数日中には巻き爪による痛みが軽減します。
注意事項
きつい靴などを履くなど、強い力がかかると、ワイヤーが脱落する場合があります。
爪甲剥離、爪の割れが生じることがあります。
ワイヤー法で治療を行っても、再発する場合があります。
ケロイド・傷跡
手術後・外傷後の傷痕はご相談ください。
ステロイドの外用・貼付薬、局所注射や内服薬処方をさせていただきます。
擦り傷・ケガ
擦り傷・ケガの傷痕は、初期治療により結果が大きく異なります。処置に不安な場合はご相談ください。